クレアチンの歴史

1832年、フランスの科学者シェブルーが、肉の中に新しい成分を発見し、クレアチンと名づけました(クレアスとはギリシャ語で“肉”の意)。 その後、ドイツの科学者ユストゥス・フォン・リービヒが、クレアチンは肉に含まれる通常の成分であることを裏付けました。リービヒは野生動物の肉には、家畜の肉のほぼ10倍の量のクレアチンが含まれることも発見しました。そのため身体的な運動が肉のクレアチン含有量に影響すると推定しました。その後100年間の間、ビーフティー(リービヒ社の肉エキス)がクレアチンを栄養補助剤として服用できる唯一の商品でした。

90年代のはじめ、スポーツ選手の間でクレアチンを服用すると身体機能が向上するという個別の報道が話題を呼びました。1992年オリンピックの100メートル走で金メダリストとなった英国の陸上選手リンフォード・クリスティーと400メートルハードルのサリー・グネル選手がクレアチン・モノハイドレートを服用した、という報道によっても知られるようになりました。また有名な英国のボート競走で、三ヶ月の準備の末に、優勝を期待されていたオックスフォード大学のチームに予想外に勝ったケンブリッジ大学のボートチームも、クレアチンの効能に賭けていました。その後の数年間、多くのスポーツ種目について行われた多数の臨床実験により、クレアチン・サプリメントの有効性が裏付けられました.
(スポーツ/フィットネス参照)

今日、クレアチンは300以上の科学調査の対象となり、スポーツ栄養剤の中では最も研究されているサプリメントです。
クレアチンの服用は、スポーツの種目、プロ・アマチュアに関係なく身体能力を向上させるための方法として非常に普及しています。